し尿の海洋投棄

青葉丸による海洋投棄は昭和36年~50年に行われた。しかし,この船による海洋投棄はお天気次第で,海が荒れると沖に出ることができなくなり処理が滞る。そこで,蒲生海岸の市有林に施肥を兼ねて大きな穴をあけて,海洋投棄ができない時は,そこに投棄するようにしていた。始めはよく浸透したのだが,段々浸透しなくなって行った。そこは,今は仙台新港となり,当時の面影は残っていない。

海洋投棄は廃棄物処理法の改正により禁止され,昭和49年に青葉丸も廃船となった。その青葉丸の舵は,代々清掃局長室に飾られていたが,現在は,今泉工場の「ごみ-PAL」に展示されている。当時の事を知る人は少ない。

この時に海岸に設置された職員の詰所は,そのままの形で森郷埋立地の職員の詰所になり,森郷埋立地が閉鎖されるまで清掃局らしく再使用(リユース)された。

 

 

 

 

 

 

「現役」でリサイクル推進を呼びかけているあおば丸の舵

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